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ワインの名前の色んなA(a)と色んなE(e)

最近、ワインリストの整理やリデザインするお仕事をいただく事が多いです。やはりフランス語がベースになっているため、色んなA(a)と色んなE(e)に出くわすことが多々あります。これを入力する方法を調べていた話。本日は、その色んなA(a)とE(e)について。

アクセント符号(記号)と言うらしい

アルファベットの上についている記号は「アクセント符号(記号)」と言うらしいです。最近の有名ドコロでは「Pokémon GO」ポケモン ゴーにも使われていますね。これにも色々と種類があるようです。

アクサン・テギュ(アキュート・アクセント)

ウィキペディアを調べてみました。

アキュート・アクセント(´)または アクサンテギュは、おもにラテン文字を用いる言語の表記に用いられるアクセント符号で、ダイアクリティカルマーク(発音区別符号)の一種。

https://ja.wikipedia.org/wiki/アキュート・アクセント

フランス語以外にも、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、ベトナム語、などに用いられるそうです。鋭いアクセントらしいです。

アクサン・グラーヴ(グレイヴ・アクセント)

こちらもウィキペディアより。

グレイヴ・アクセント(`)またはアクサングラーヴは、おもにラテン文字を用いる言語の表記に用いられるアクセント符号で、ダイアクリティカルマーク(発音区別符号)の一種。

https://ja.wikipedia.org/wiki/アクサン・グラーヴ

フランス語以外にも、ポルトガル語、カタルーニャ語、イタリア語、ウェールズ語、ベトナム語などに用いられるらしいです。アキュート・アクセントにくらべると少ないようですね。鈍いアクセントらしいです。

アクサン・シルコンフレクス(サーカムフレックス)

曲折アクセントとも。こちらもウィキペディアより。

サーカムフレックス (circumflex) または曲折アクセント(きょくせつアクセント)は欧文用の「山」形の記号。

https://ja.wikipedia.org/wiki/サーカムフレックス

これは懐かしい。日本語でも使われていますね。なぜかこれには親近感。

トレマ

これは、かっこいい記号です。こちらもウィキペディア。

トレマ(仏: tréma)は、ダイアクリティカルマーク(発音区別符号)の一種で、母音を表す文字の上に付される2点からなる符号「¨」のこと。

https://ja.wikipedia.org/wiki/トレマ

代表的なのは、モエ・エ・シャンドン(Moët & Chandon)。ワインリストのシャンパーニュページでよく見ました。

セディーユ(セディラ)

響きがフランス語っぽい。こちらもウィキペディアより。

セディーユ(仏: Cédille)は、ラテン文字を用いるいくつかの言語で c などの特定の文字の下部に付加される区分符号の一種。

https://ja.wikipedia.org/wiki/セディーユ

合字

ついに合体しちゃいました。ウィキペディアさん、ありがとう。

合字とは、複数の文字を合成して一文字にしたもの。抱き字、連字[1]ともいう。ユリウス・カエサルの表記「Julius Cæsar」の「æ」が典型的な合字の例である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/合字

過去には日本でも漢字合字にもあった事にびっくり。たしかに名字では見たことあるけど、常用ではない漢字ってありますね。言語って奥が深いですね。そろそろ本題へ。

正直、コピペが早い

忘れかけていましたが、今回はあくまでワインやシャンパーニュの文字入力が目的です。そのため、普段からフランス語入力はしないし、手っ取り早いのはコピペ。ということで、表を用意しました。どうぞお使いください。

小文字aeiouc
アクサン・テギュé
アクサン・グラーヴàèù
アクサン・シルコンフレクスâêîôû
トレマäëïöü
セディーユç
大文字AEIOUC
アクサン・テギュÉ
アクサン・グラーヴÀÈÙ
アクサン・シルコンフレクスÂÊÎÔÛ
トレマÄËÏÖÜ
セディーユÇ